カジカ大卵型

(カジカ科 カジカ属)

Cottus pollux Günther, 1873

カジカ大卵型(信濃川)

準絶滅危惧

カジカ大卵型

オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f19 1/125 FL-20(フル)+D-180(フル) 撮影距離24cm

信濃川 8月 水深30cm

 カジカ大卵型は河川上流部に棲む陸封型のカジカです。胸びれの鰭条数12-14(中央値13)とされており、太平洋側、内陸に分布します。

 この個体は、信濃川の支流で夜間撮影したものです。ここまで上流域になると、いる魚は本種の他、ニッコウイワナウグイくらいです。ハゼの仲間は全く見られず、川底はカジカが独占しています。

 浮き石が多いので、カジカの生息数は非常に多くなっています。瀬ばかりでなく、緩流域にも進出しています。瀬での撮影は流れがきつくて疲れるので、この写真は緩流域にいる個体を狙ったものです。最短まで迫って両目でこちらを見るまでひたすら待ち、その瞬間にシャッタを切りました。

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