小型のイシガニ類で、浅場の礫底でたまに見かけます。生態観察例が少ないカニと思われます。
水中では、甲の中央に頭部からくさび状に入る白帯が識別点となります。また、ガザミ類ほどではありませんが、棘が側方に突き出ているのも特徴です。
シワガザミのように光を当てると慌てて礫に潜る、ということはなく、落ち着いています。ギリギリまで寄っても逃げません。この写真もポートの先5cmほどまで寄っています。
▲ページ先頭へ▲