三保では普通種で、冬季から、水温が低いときは初夏あたりまで泥底に出現します。1ダイブで数匹の個体に会うこともあります。
昼間は一定の距離を置いて逃げますので、70㎝より接近するのは難しいです。サイズが大きいので、50ミリや広角で撮った方がいいでしょう。
一方、夜間は寝ているのか逃げず、むしろ光に寄ってきます。個体によっては光に突進してくることがあります(この個体もそうです。)。
マトウダイは、骸骨のような独特の風貌なので、暗闇からぬっと出てきたように撮った方が印象的で、夜間撮影の方がインパクトがあるように思います。この写真も夜潜りで撮ったものです。