両側回遊性のカジカで、太平洋側流入河川の下流域に分布します。上流域には本種とは別種のカジカ大卵型、日本海側や瀬戸内海流入河川にはカジカ中卵型が棲息します。
撮影地では、確認した限り、胸びれの条数が16の個体ばかりで、小卵型と考えられます。眼から下方に2本の黒条が下がっていくのも本種の特徴とされていますが、中卵型にもこの模様はあります。
宮川中流域の支流のカジカです。この場所の個体は胸びれの条数がいずれも16で、小卵型と考えられます。
夜間撮影したもので、夜は表に出ており、光を当てても逃げません。
清澄な支流でしたが、驚くべきことにオオクチバスがいました。