オヤニラミ

(ケツギョ科 オヤニラミ属)

Coreoperca kawamebari (Temminck & Schlegel, 1843)

オヤニラミ(太田川)

絶滅危惧IB

オヤニラミ

オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f13 1/125 FL-20(フル)+D-180(フル) 撮影距離27cm

太田川 8月 水深20cm

 瀬戸内海周辺の河川に棲息する魚で、太田川ではよく見かける魚です。流れの緩い川岸の沈水植物の間に紛れ、単独で暮らしています。

 あまり逃げ回ることはありませんが、植物が邪魔になって撮影は容易ではありません。植物が邪魔になる、というのは、植物そのものが流れによって被写体を遮る場合と、植物に付着した懸濁物によって水が濁る場合の両方があり、なかなか厄介です。ハレーションを防止するためにフラッシュを広げてしまうと、フラッシュやアームが植物に当たって水が濁ってしまうのです。その間にオヤニラミを見失ってしまうことも多いです。できるだけゆっくり動くのがこつです

オヤニラミ(嘉瀬川)

冬のオヤニラミ

オリンパスC-40z f8 1/125 DS-150ES(フル) 撮影距離35cm

嘉瀬川 12月 水深40cm

 冬に見つけた個体です。草木が枯れてしまうことも影響しているのか、石のそばに身を寄せ、じっとしていました。

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