瀬戸内海周辺の河川に棲息する魚で、太田川ではよく見かける魚です。流れの緩い川岸の沈水植物の間に紛れ、単独で暮らしています。
あまり逃げ回ることはありませんが、植物が邪魔になって撮影は容易ではありません。植物が邪魔になる、というのは、植物そのものが流れによって被写体を遮る場合と、植物に付着した懸濁物によって水が濁る場合の両方があり、なかなか厄介です。ハレーションを防止するためにフラッシュを広げてしまうと、フラッシュやアームが植物に当たって水が濁ってしまうのです。その間にオヤニラミを見失ってしまうことも多いです。できるだけゆっくり動くのがこつです
冬に見つけた個体です。草木が枯れてしまうことも影響しているのか、石のそばに身を寄せ、じっとしていました。